高気密高断熱住宅のクチコミ 大阪北部地震 築10年の家 【マクロホーム大阪】

マクロホーム大阪

マクロホーム OBのお客様からのクチコミ(評価コメント)頂きました。

(1)断熱性について
最近では中小ハウスビルダーさんでも断熱性を売りにしておられますし、おそらく一定の断熱性は確保されていると思います。一方で、サッシがアルミサッシだったりするのを見ると雰囲気で売っておられるケースも多そうです。
ひょっとすると今では坪単価の差ほど断熱性に大きな差はないかもしれませんが、寒がりの自分としてはFPの家で良かったと思います。例えば明らかに風邪をひきにくくなったという実感があります。
特に断熱性を実感するのは夏・冬ですが、春・秋は結構運用が難しいところがあります。その点はFPの家を検討されている方々も頭に入れておかれた方が良いと思います。
なお、蓄熱暖房機との相性は良いですが、蓄熱暖房機は電気料金削減のため夜蓄熱し昼放熱する仕組みであり、本当に必要な時間帯に必要な熱量が得られないという弱点があります(冬の晴れた昼間は暑いことも・・・)。最近ではオイルヒーターと相性が良いことを発見しました。

(2)耐震性について
拙宅は高槻にあり先般の大阪北部地震が直撃しました。発生時に家にいた妻と子供は生きた心地がしなかったそうですが、作り付けの家具にしていたこともあり特に人的被害はありませんでした。
地震直後はドアや扉が勝手に開いていくので、「家が傾いているのでは」と不安になりましたが、マクロホームさんに相談したところ早速レーザー水準器を持参されチェックして頂けました。実際には家の傾きについては全く問題なく不安が解消されました(ドアや扉の微妙な建付けに影響が出ていた模様)。
その他、内装については石膏ボードの継ぎ目や窓枠近辺などで壁紙に亀裂が走っていましたが、目視確認して頂いたところ壁等の内部・躯体部分について特に問題はありませんでした。
活断層がないなど強い地震と無縁と考えられる地域で家を建てられる場合でも、FPの家がオーバースペックかもしれなくても(柱以外にウレタン断熱パネルにも十分耐震性がありそうですが、今の計算上では考慮されていない)耐震性を確保することは大切だと思いました。チェックして頂いたにもかかわらず地震発生から1か月ぐらいは本当に大丈夫かと漠然とした不安が拭えませんでしたが、耐震性が確保されていなければもっと不安な毎日だったと思います。

(3)乾燥について
FPの家は24時間換気であるため乾燥します。加湿・保湿は必須ですので特に冬は注意が必要です。
そのような特性を利用し我が家では物干室を設けましたが、そこまで乾燥が早い訳でもなく、除湿器を使っても時期によっては生乾き臭がしないとは言えません。
その点、外に干す派の方々は敢えて物干室を設ける必要はないと思いました。

(4)マクロホームさんについて
10年も過ごす間には何かとご相談事項が生じるものですが、そのたび丁寧にご回答・ご対応頂いております。
また、「FPの家」FCの中で比べた場合には建材商社さんとのパイプが強いため有利に住設機器・内外装建材等を仕入れられるのが強みだと感じました。調子に乗って我が家のフローリング・床材は7~8数種類にも及んでしまい、固定資産税評価に来られた市の職員さんが困惑されておられたのが印象に残っています。

(5)おわりに
家はいざ建てるとなると検討すべき事項が多く時間が足りなくなったり予算の都合があったりで後で「漏れ」に気付いたりするものですが、長年共にする場所ですので根本的な部分である(1)や(2)の点がやっぱり大事なのではないかなと思うこの頃です。


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