高断熱の家 暖かい家は入居後いつまで続くのか?
水分を壁の中に通さない断熱材が必要なのです。
はじめに
「FPの家」の解決策
グラウスール断熱に通気層工法を導入
次なる品質向上
木材の乾燥化・間仕切りパネル製造の機械化

大工の育成・現場監督の徹底などがわかる当時の写真

加工場でのプレカット加工
断熱パネルの開発
FPパネルが優れた断熱性能を発揮する理由

断熱材内部の気泡構造。左がFPパネル(独立気泡)で、気泡が独立しているため、
吸水率が低く、透湿抵抗が高いので水蒸気の透過がほとんどありません。
FPパネル完成

約30トンの圧力をかけたプレス機の中で木枠の内部に硬質ウレタンを注入発泡します。
そのため木材との接合部分など、細かい隙間にも完全に充填することができ、高密度・高強度の「ウレタン発泡パネル」となります。

「FPの家」の会員には、技術資格制度が適用され、施工・技術指導と検査、気密測定などが義務化されます。
講習は毎年定期的に行い、試験に合格した方だけが「FP技術指導員」として認定されます。
30年後の断熱材も劣化していない
お値段以上の価値がある
最後に
災害にも強いFPパネル

2003年高知大水害で床上2メートルまで泥水に浸かったモデルハウス。災害後に内装仕上げを剥がすと下地が濡れていました。

災害後も洗浄してモデルハウスとして継続使用しました。5年間の展示期間を終え解体

水害に遭ったにもかかわらずFPの家は壁や床パネルの断熱性能の劣化や反りなどの変形もありませんでした
築年数が経つとだんだん寒くなってきた・・・なんて事にならないように
断熱材の素材にも注意が必要です。
そこで まずは 世にも恐ろしい 内部結露のお話から